
こんなジョークを聞いたことがありますか?
火事が起きているところにアメリカ人、ドイツ人、日本人がいます。
火の中にはまだ人が取り残されています。飛び込んで助けなくてはならない。
3人にどんな言葉をかければ、中の人を助ける為に彼らを動かすことができるのか。
アメリカ人。
「ここで助け出せたらあなたはヒーローになれますよ!」
ドイツ人。
「それは皆で決めたルールなんです」
そして日本人。
「他の人もみんなやっています!」
・・・・・・。
このジョークはちょんまげアタマにド派手なパフォーマンス、異常なほどのスーパーリッチ
な生活、馬主としてただ一人日米のダービーを制した会社社長 関口房朗氏の著書
「赤っ恥学」に載っていたものです。
関口氏はその本の中で日本は「恥の文化」欧米は「罪の文化」だとその違いを明確に分析
しています。日本人は他者との関係における「恥」をかきたくないという意識に大きな成功を
成し遂げることのできない原因があると。それに大して欧米は明確に「罪か否か」という
価値判断基準があるので、そこに他者への関連性は存在しないのだと。
私は彼の持論がすんなりと理解できました。
私も「それは恥ずかしい」とか「他人と同じでない」という日本の風潮にどうにも違和感を
感じてきた経験があったからです。
ただ日本人もおそらく今後変わらねばならないところまできていると思うのです。そして実際に
変わってきていると思います。
ファンサイトは他人とは違うことをやりたい、個性で勝負したい、という人間の集まりです。
その意味では我々は「恥の文化」に対する挑戦をしているのかもしれません。